株式会社フレンドシップえひめ地域商社のブランド・コミュニケーション戦略の設計

どういった思いで商品を届けるか。

株式会社フレンドシップえひめの事業として、地域産品を取り扱ったオンラインショップの運営を計画していました。そこで当社にてオンラインショップのブランド構想・コミュニケーション戦略などの設計を行うことになりました。昨今、地域商社やDMOは増え続け、事業の一環としてオンラインショップを開設するケースが増えています。

その中でどういった軸を持ち、ステークホルダーとコミュニケーションを形成し、言語化・具体化していくかは非常に重要なポイントでした。

オンラインショップのキーポイント

社名にもあるように、フレンドシップ（友情）はこの地域商社における活動の原動力となるものです。パーパス、ビジョンの深掘と、“イミ消費”にフォーカスしたインサイト・マーケティング分析を並行することで、このオンラインショップは“人と人が未来へつなぐ”という仕組みをひとつのキーポイントとすることにしました。

「22_ehime」

ブランドのコンセプトを体現する22_Ehime（トゥートゥーエヒメ）というネーミングは、新しい概念や価値観によって、人と人、人とモノ、発見やアイデアがつながっていく様を、「22（to to）」と表しています。また、そうして生まれたさまざまなつながりから、未来（22世紀）にまで残したい愛媛のいいものやトピックスを、キュレーションメディアとして発信していきたいという想いを込めて名付けました。

オンラインショップの開設

愛媛や愛媛にまつわる選りすぐりの商品やストーリーをお届けする「オンラインストア／WEBメディア」として22_ehimeは2022年4月に公開されました。

世界に誇るテキスタイルデザイナーである石本藤雄さんをはじめ、えひめを愛する推薦人がおすすめする、次の世代に伝えたい逸品を丁寧に紹介していきます。また、つくり手を特集した読みものとしての記事コンテンツも充実させていき、商品が生まれた背景やつくり手の想いを知りながら、お買いものをお楽しみいただくことができます。

コミュニケーションツールの展開

22_ehimeの運営にあたり、オンラインショップ以外にもショッピング機能を活用したInstagram運営、各種ペーパー・バッグ、カタログなど、イメージやメッセージの一貫性を重視したコミュニケーションツールを制作いたしました。