23.02.06

一般社団法人 キタ・マネジメントマーケティング×PRで地域ブランド開発をリードする

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一般社団法人 キタ・マネジメント
愛媛県の南部に位置する大洲市は、四国山地から瀬戸内海に抜ける間の盆地が中心の地域です。市を貫く肱川(ひじかわ)とともに、大洲市の産業・文化は育まれてきました。明治から昭和初期まで養蚕業が活発に営まれ、「一大製糸地帯」として栄えていましたが、現在は数軒の事業者だけで継承し続け、手作業で高品質な国産繭を生産しています。地域DMOであるキタ・マネジメントは、大洲を代表する伝統産業である養蚕業の再興とシルクの価値を広げた新しい土産物づくりを目指して、地元事業者とともに商品開発のプロジェクトを発案。セキは、商品開発に伴走し、コンセプトや表現の開発からマーケティングまで一貫して携わっています。

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PROJECT
STORY

シルクの可能性を広げる新しい用途

蚕が吐いた糸を紡いで生産されるシルクは、衣類や寝具の原材料として広く一般に流通していますが、その他にさまざまな用途の可能性があることはあまり知られていません。そこで、今回の商品開発では、チョコレートやデニッシュといった食品、愛媛の伝統工芸である砥部焼など、“新しいシルク商品の開発”に取り組むことになりました。

ブランドの骨子をつくるマーケティングリサーチ

商品開発にあたって、「大洲産シルク」を用いてどのようなブランドを目指すのか、定義が必要でした。そこで、購買ターゲットのペルソナ設計、3C・4P分析を行いながら、ブランドの方向性について協議を重ねました。

近年の購買行動として、「イミ消費」に注目が集まっています。ただ機能性がすぐれたもの・価格が安いものを選ぶのではなく、そのブランドを応援したくなる要素やプレミア感が数あるブランドの中から選ばれる動機につながります。そこで、“希少な国産シルク産地”のストーリーを引き立て、商品に纏わる情緒的な価値を盛り込んだブランドコンセプトを開発しました。

メディアでの報道によるメッセージの浸透

イミ消費をする生活者に響く商品ブランドに育てるためには、ただ完成した商品をお届けするだけではなく、開発の背景や過程を知ってもらい、応援をしてもらうことが欠かせませんでした。

そこで、プロジェクトの立ち上げ段階から、県内のマスメディアへ情報提供と取材誘致を実施。事業者ミーティングや試作品づくり、そしてシルクサミットでの商品発表に至るまで、数カ月間 密着取材いただくことになりました。

商品だけでなく、関わる人・地域といった幅広い視点での情報発信が実現。大洲市で唯一養蚕業を営む瀧本養蚕や地元事業者、キタ・マネジメントが商品開発に想いを持って取り組んでいる様子を取材・報道いただくことで、「大洲産シルク」への関心の高まりや商品への期待感の醸成につながりました。

デジタルチャネルを用いた販売促進

開発された商品は、今後大洲市内の店舗にて販売するほか、ライブコマースなどのデジタルチャネルを活用した販売も実施していきます。大洲を代表する土産物になる日を目指して、瀧本養蚕や地元事業者たちの挑戦は続きます。

※上記は放送終了しており録画版となります。

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