21.05.13

徳武産業株式会社ケアシューズメーカーのブランディング

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徳武産業株式会社
香川県には、日本中から大切にされるケアシューズメーカーがあります。歩くことをあきらめていた高齢者の方々が、徳武産業の靴を履くと歩けるようになったというエピソードは少なくありません。そんな“奇跡の靴”と呼ばれる「あゆみ」シューズの冊子をデザインする仕事を通じて、企業や商品のブランディングについて考えていきました。刻々と変わりゆくシニア世代のインサイトを踏まえつつ、冊子を見て実際に購入する世代を意識したクリエイティブ表現を目指しています。

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PROJECT
STORY

ステートメントをもとに、ブランドイメージを視覚化する

徳武産業が作っているのは靴ですが、考えているのは靴を履く方の人生です。ステートメントは「足元から人生をしあわせに」。まず、新しい徳武産業の幹となる言葉をもとに、コンセプトビジュアルの開発を行いました。表現したのは、「あゆみ」シューズがあることで訪れる、幸せな人生のワンシーン。メーカーの場合、通常はプロダクトの魅力が伝わりやすいビジュアルを採用することが多いですが、今回はあえて商品を小さく扱うことで、「あゆみ」シューズがもたらす人生の豊かさを強調しました。マーケティング視点での判断として、刻々と変わりゆくシニア世代のインサイトを踏まえつつ、冊子を見て実際に購入する世代を意識したクリエイティブを目指しました。

 

「転倒しにくい靴」のベネフィットを伝える

「転倒しにくい靴を作ってほしい」という切実な声に応えて生まれた「あゆみ」シューズは、つま先部分のカーブに特徴があります。コンセプトビジュアルと対照的に、商品写真は靴の機能性など、ベネフィットを最大限に伝えることを提案。靴底のカーブが際立つよう片方の靴を横に向け、俯瞰のアングルで撮影しました。こうしたフォトディレクションによって、靴が持つ機能性に加え、デザイン性も際立つような商品写真に仕上がりました。

 

時間をかけて浸透させる

こうして構築された方向性は、ブレることなく長期的に運用されていくことが重要です。そのためには、広告やプロダクト、WEBサイト、空間など、消費者とのあらゆる接点はもちろん、企業の内部においても世界観を浸透させていくことが大切です。徳武産業のブランディングは、時間をかけて様々なメディアへ展開・浸透させるべく、現在も進行中のプロジェクトです。

 

空間デザインへの展開

印刷媒体を中心に企業や商品のブランディングを考えていく中で、オフィスリニューアルやサインデザインまで一貫して手掛けることとなりました。社長室と役員応接のデザインには、香川の県花・県木に指定されるオリーブ、穏やかな瀬戸内の海をモチーフとして取り入れました。オリーブの花言葉は、「平和」と「知恵」です。今後の経営や事業について考えたり、大切なお客様をもてなしたりする場として相応しい空間を目指しました。

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