20.05.21
大洲市役所|一般社団法人 キタ・マネジメント地域DMOとの連携によるシティプロモーション
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大洲市役所|一般社団法人 キタ・マネジメント|地域DMOとの連携によるシティプロモーション
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PROJECT
STORY
大洲市の「魅せ方」
大洲市は日本全国で見ると、知名度はほぼ無いと言わざるを得ません。ただ、2018年7月に発生した西日本豪雨災害の被災地として、耳にされた方はいらっしゃるのではないでしょうか。この災害で大洲市を貫く肱川(ひじかわ)が氾濫を起こし、大洲市は甚大な被害を受けました。地元企業や事業者の中には未だに長い復興の道を歩んでいるところもあります。一方で大洲の歴史文化・産業、ひいては物流や街の有様には、肱川とは切っても切れない深い由縁があります。あらゆる物事の発祥にストーリーがある街としてシティプロモーションをはかるため、モノだけに帰結しないパンフレットの構成が必要でした。
上から下まで、大洲を歩く
キタ・マネジメント担当の方と肱川の上流から河口まで、点在するたくさんの事業者様の元を訪ね歩きました。認知度に頼ることができない限られた資源を、届けたいターゲットへ最大限効果的に魅せるためには、編集、撮影、ライティング、デザイン、製本加工といった全行程に渡り、「大洲」への高い解像度を維持したままコントロールしなければなりません。そうした意図から、プロジェクト編成・人員は最小限に抑えて進行しました。
捉えた手応え
キタ・マネジメント、大洲市役所、ほかたくさんの事業者様のご協力のもと、パンフレットが完成し、キタ・マネジメントにて各プロモーション展開、営業活動に活用が開始された2019年度、大洲市のふるさと納税額は一昨年の倍以上の伸び率となりました(※1)。勿論、パンフレットだけの力ではなく、キタ・マネジメントの一貫した軸のある各所での努力があってこそのもの。営業先でのパンフレットの反響も良く、予定していた冊数からの増刷対応や、クリエイティブ面では愛媛県のCCE AWARD(※2)にてベストフォトグラフ賞を受賞する等、成果ももちろんですが、全体のプロセスに対する手応えも感じることができたプロジェクトです。
※1 前年度(2018)は西日本豪雨災害復興への寄付額があるため比較が困難なため、一昨年数値をターゲット。
※2 CCEAWARDとは…クリエーターズクラブ愛媛が年に1度開催する愛媛県内の広告賞。
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