26.09.30
Export Japan株式会社アクセシブルコードの実装で、紙器パッケージに「情報のバリアフリー」を
- メーカー・製造
- パッケージ

今回のサンプル制作では、情報の伝わりやすさと、パッケージ本来の見た目・触り心地の両立を意識し、印刷から製函までを一貫して担う当社の体制を活かして、「読む・触れる・聴く」のすべてを一つの紙器パッケージで叶えるサンプル制作に取り組みました。
ALL PHOTOS
Export Japan株式会社|アクセシブルコードの実装で、紙器パッケージに「情報のバリアフリー」を
ALL PHOTOS
PROJECT
STORY
アクセシブルコード対応紙器という選択肢
商品パッケージには、成分・使用方法・注意事項など、本来すべての人に届くべき情報が印刷されています。
しかし、視覚に障害のある方や、日本語以外を母語とする方にとって、その情報を読み取ることは容易ではありません。
アクセシブルコードは、こうした課題を解決するために開発された二次元コードです。
パッケージに印刷された小さなコードをスマートフォンのカメラで読み取るだけで、商品情報を音声や多言語で受け取ることができます。専用アプリは必要ありません。当社は、このアクセシブルコードを実装した化粧箱・紙器を、印刷から製函まで自社で一貫製造できる体制を整えました。ユニバーサルデザインへの対応を、パッケージの段階から実現します。

「触れて分かる」までを、紙器で実現する
アクセシブルコードには、コード付近に配置された触覚認識マークという特徴があります。パッケージの形状等に応じて、四辺の凹加工または四隅の凸加工など、触覚でコードの位置を識別するための仕様を設けることで、視覚に頼らず「触って情報の入口がわかるパッケージ」を実現。視覚障害のある方が自らコードを見つけ、商品情報へアクセスできることを目指しています。
この「触れて分かる」仕組みが機能してはじめて、情報は本当の意味で誰にでも届くものになります。
当社では、コードの印刷精度はもちろん、触覚認識マークの加工、箱としての構造設計や表面加工までを一貫して手掛け、読みやすさ・触れやすさと、商品を美しく見せる化粧箱としての完成度。その両立を追求しています。
利用分析も可能
アクセシブルコードにはアクセス解析・ダッシュボード機能もあります。コードの読み取り状況を管理画面から確認でき、スキャンされた地域や言語、日時、コード別の利用状況などのデータを取得・分析できます。

展示会用サンプルとして制作
今回ご紹介するのは、アクセシブルコード対応紙器パッケージの実装例として、展示会出展用にアクセシブルコードの開発元である、Export Japan株式会社の依頼を受け、当社が製造したサンプルです。化粧箱に限らず、トレーやカートンなど、さまざまな紙器の形状への展開が可能です。
実際の商品パッケージへの採用をご検討の際は、アクセシブルコードの仕様に基づき、箱の形状や素材、触覚認識マークの加工方法など、用途に合わせた紙器パッケージをご提案します。
「情報のバリアフリー」を、貴社のパッケージから始めてみませんか。
展示会のご案内
視覚障がい者向け総合イベント「サイトワールド2026」
本サンプルは、視覚障がいのある方々への「情報のバリアフリー」実現を目指し、視覚障がい者向け総合イベント「サイトワールド2026」にExport Japan株式会社が出展するにあたり、その普及への取り組みの一環として当社が製作したものです。
| 会期 | 2026年10月22日(木)~24日(土) |
| 会場 | すみだ産業会館(東京都墨田区) |
| 出展者ページ | 視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド2026」エクスポート・ジャパン株式会社 |
アクセシブルコードとは
開発・提供 | Export Japan株式会社(商標・特許取得済み) 詳細ページはこちら |
読み取り | 専用アプリ不要。一般的なスマートフォンのカメラで読み取り可能(オープン規格のQRコードを使用) |
対応情報 | 使用方法・成分・安全上の注意 など |
多言語・音声 | 1つのコードに最大15言語のテキストと音声を収録可能(50言語以上から選択) |
更新性 | 印刷後もコードを刷り直すことなく、コンテンツを編集・更新できる |
触覚認識マーク | コードの位置を指先で認識できる触覚認識マーク付き |
社会的背景 | 視覚障害者の自立支援を目的に開発。医薬品・日用品・文具など各分野で採用が進んでいる |
開発体制
本サンプルの実現に関わる、それぞれの立場と役割をご紹介します。
Export Japan株式会社
「ビジネスを通じて多文化共生社会に貢献する」を経営理念に、2000年の設立時から、外国語とデジタルマーケティングを専門領域として活動しています。社員は15カ国以上の多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成され、省庁・自治体、公共交通機関等を主なクライアントとしてサービスを提供しています。近年は、「アクセシブルコード」の企画・開発・提供を行い、視覚障害者や外国語話者への情報支援に加え、企業への導入支援や実証、展示会・セミナー等を通じた普及活動にも取り組んでいます。
セキ株式会社
アクセシブルコードを活用したパッケージの制作協力先の一社として、アクセシブルコードの開発元である、Export Japan株式会社の依頼を受け、今回のサンプルパッケージの製造を担当しています。
その他環境配慮型のパッケージ商材も対応しております。
詳細情報や事例をまとめた資料をご用意しております。
どなたでもダウンロードいただけます。お気軽にご覧ださいませ。
POWERセキのPOWER
- パッケージデザイン














