26.04.24

株式会社ダイキアクシス地域の日常にどう企業メッセージを届けるか

  • 交通広告
  • メーカー・製造
株式会社ダイキアクシス
株式会社ダイキアクシスさまは、人々の暮らしに寄り添う企業姿勢や価値観を、より広く伝えていくための企業ブランディング施策として、市内電車のラッピング広告を実施されました。通勤・通学、買い物など、日々の移動の中で自然に目に入る市内電車という媒体を活用し、地域に根付いたかたちでメッセージを届ける取り組みです。本ラッピング電車は、2026年3月下旬より松山市内を走行しています。

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PROJECT
STORY

市内電車を活用した環境ブランディング

環境への取り組みは社会的意義が高い一方で、伝え方次第では説明的になり、生活者の感覚や感度と距離が生まれてしまうということも起こりがちです。ダイキアクシスさまが重視されたのは、企業メッセージを強く主張することではなく、地域の日常の中で、自然に触れてもらうこと。地域に根付いたインフラである市内電車を媒体とすることで、世代や立場を問わず、多くの人の生活動線の中に入り込み、無理なく企業姿勢を伝えることに取り組まれています。企業ブランディングを軸としながら、お子さまや学生といった次の世代にも届く表現を求められていました。

当社からのご提案

こうした経緯を踏まえ、当社から生きものをモチーフとしたビジュアルコミュニケーションを提案しました。採用いただいたのは、水・環境と生きものの関係性を象徴する存在としての「ヌー」を主役としたデザインです。
環境の変化に影響を受けながら移動するヌーの姿は、ダイキアクシスさまの事業で大切にされている方針やメッセージを間接的にですがわかりやすく咀嚼してくれるモチーフです。市内電車という“動く広告媒体”にヌーの大移動が重なるような媒体ならではの特性も加味しています。広告表現の中で説明を重ねるのではなく、見た人それぞれが意味を受け取ることができる余白を残すことで、企業思想を押し付けないコミュニケーションを設計いたしました。

デザインのポイント

車体全体を大きく使った構図に加え、車内つり革まで含めてトータルデザインしております。 
見る距離や立ち位置によって印象が変わる表現です。視認性よくインパクトのあるビジュアルでありながら、メッセージを語りすぎないこと。ビジュアルと思想の距離感を丁寧に保つ設計は、当社の企画・デザインにおける特徴のひとつです。

ダイキアクシス_ヌーラッピング電車

ダイキアクシス_ヌーラッピング電車

ダイキアクシス_ヌーラッピング電車

ダイキアクシス_ヌーラッピング電車

成果・反響

実際にラッピング電車が走り始めた際、街の中で目にした瞬間には「ヌーが走ってる!」と思わず声が出るような、素直な驚きがあります。広告として主張しすぎることなく、街の風景の一部として受け入れられ、日常の中でふと目に留まる存在となっています。
企業メッセージを特別な場ではなく、地域の日常に置くことで、環境や未来について考える小さなきっかけを生み出す取り組みとなりました。

プロジェクト概要

クライアント株式会社ダイキアクシス
媒体伊予鉄道 市内電車 ラッピング広告
実施時期2026年3月~
担当領域企画・コンセプト設計/デザイン制作

POWERセキのPOWER

  • アートディレクション
  • グラフィックデザイン
  • プランニング

CLIENT INFORMATIONクライアント情報

株式会社ダイキアクシス DAIKI AXIS GROUP

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