
応募につながる採用サイトのデザイン設計とは|UI/UXの違いと改善事例を解説
- WEB・デジタルマーケティング
採用サイトをリニューアルしても「応募が増えない」「デザインはきれいなのに使いづらい」と感じたことはありませんか。
その原因の多くは、見た目だけのデザインではなく、UI(操作性)やUX(ユーザー体験)を含めた設計にあります。
本記事では、実際の当社(セキ株式会社)の採用サイトUI/UX改善事例とあわせて、応募につながるUI/UX設計の考え方や方法を具体的にわかりやすく解説します。
これから採用サイトの制作・リニューアルを検討している企業ご担当者様の参考になれば幸いです。
目次
採用サイトの成果は「UI/UX設計」を重視したデザインで決まる
求職者や採用活動中の学生は、求人媒体や就活サービスの利用をきっかけに企業へ関心を持ち、その後企業への理解を深めるために採用サイトを訪れ、情報収集を行います。
採用サイトの役割は、ユーザーの目的やニーズを正しく理解したうえで必要な情報を提供し、企業としての価値や働くイメージを伝え、安心して応募をしてもらえるよう導くことです。
しかし、どれだけ見た目のデザインが整っていても、見たい情報のあるページの場所が分かりにくかったり、操作しづらかったりすると、ユーザーはストレスを感じ、途中で離脱してしまいます。
こうしたユーザビリティの低下は、求職者の行動や応募という結果に大きく影響します。
そのため近年では、採用サイトを含む多くのWEBサイトにおいて、見た目の美しさだけでなく、UI/UXを重視した設計が重要視されています。
DXが進む時代において、ユーザー体験を中心に据えた設計力は、採用活動の成果を左右する大きな要素となっています。
採用サイトのUI/UX設計|デザインでよくある課題とは
企業の採用サイト制作やリニューアルに関する相談の中で、次のような課題が多く挙がります。
- 情報量が多く、どこを見ればいいか分からない
- 応募ボタンの場所が分かりにくい
- スマホで見ると文字が小さい・操作しづらい
- デザインは整っているが、成果につながっていない
実際にこういった点にお悩みの企業ご担当者様も多いのではないでしょうか。
これらはすべてUI/UX設計を見直すことで改善できるポイントです。
表面的なデザイン変更だけでなく、情報の精査や分析を行い、必要な情報を整理し、ユーザー目線でサイト全体の設計・デザインに落とし込むことで、採用サイトの課題を解決すること。それがUI/UX設計の基本といえるでしょう。
UIとUXの違い|採用サイトデザインで重要な考え方
さてここで、UIとUXそれぞれの意味と役割と、その違いについて整理しておきましょう。
UI(ユーザーインターフェース)とは?
UIとは、採用サイト上でユーザーが直接目にし、画面上で操作する視覚的・操作的な要素を指します。
具体的には
- 応募ボタンやナビゲーションの配置
- 文字サイズやフォント、行間
- 写真やイラストの使い方
- 色使いや余白設計
といった要素がUIにあたります。
採用サイトを作る、またはリニューアルするとなった時に、どうしても企業イメージを伝えるためにデザイン性が重視されがちですが、見た目の美しさだけではUIが優れているとは言えません。
「どこを押せばいいのか分かる」「今どのページを見ているのか迷わない」といった直感的な操作性こそが、UI設計において重要なポイントになります。

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは?
UXとは、採用サイトを訪れた求職者が、情報収集から応募に至るまでに体験する一連の流れや印象を指します。単に「使いやすいかどうか」だけでなく、「この会社で働くイメージが持てるか」「不安なく応募できるか」といった心理的な体験まで含めた概念です。
具体的には
- 募集要項や仕事内容にすぐたどり着けるか
- 応募方法や選考フローが直感的に分かるか
- スマートフォンでも見やすく、操作しやすいか
などが挙げられます。
これらはすべて、求職者の行動をスムーズにし、応募意欲を高めるための重要な要素です。

UIとUXの違いは?
UIとUXの違いは、UIがユーザー体験を支える視覚的要素を指すのに対し、UXはサイト全体の構造設計および、サイトに訪問したユーザーの体験全体であるという点です。
つまり、UIはUXを実現するための手段ということです。
いくらビジュアルが良くても、情報構造や導線が整理されていなければ、求職者はストレスを感じてしまいます。逆に、UXがしっかり設計されていれば、UIは過度に派手でなくても「使いやすい」「分かりやすい」サイトになります。
UIはUXを実現するための手段であることを前提に、採用サイトにおいても、この2つを切り離して考えず、「求職者が迷わず行動できるUI/UX設計」を考えます。
【事例紹介】朝日工業社様|採用サイトのリニューアルでUI/UX改善
それでは次に、実際に当社が行った株式会社朝日工業社様の採用サイトリニューアル事例をご紹介します。
サイト全体の構成や導線の見直し、ターゲットとなる学生が求めるコンテンツの情報整理など、UI/UXを軸としたデザイン設計のポイントを、ディレクターコメントとあわせてご覧ください。
採用サイトのリニューアル事例について、詳しくはこちらよりご覧ください。

SEKIディレクターのこだわり
リニューアル前の朝日工業社様の採用サイトは、一定量の情報はあるものの、「初めて見る学生には少し分かりづらいかもしれない」という声が社内でも挙がっていました。
また現場の方からも、「自分たちの仕事の面白さや魅力が、うまく伝わっていない気がする」といったお話をいただいていました。
そこで今回は、デザインを整える前に、求職者がどんな順序で情報を知り、どこで不安を感じ、どのタイミングで応募を決断するのかを丁寧に整理することに注力しました。
情報構造や導線を一から見直し、スマートフォンでも迷わず行動できるUX設計を軸にUIを構築しています。
公開後には、「学生の仕事内容に対する理解度が上がった」といったお声もいただき、デザインを通して朝日工業社様の採用活動に少しでも貢献できたことを、とても嬉しく感じています。
応募につながるUI/UXデザイン設計のポイント5つ
最後に、採用サイトで成果を出すためのポイントを5つにまとめました。
- 求職者の視点で情報を整理する
- 応募までの導線をできるだけ短くする
- スマートフォンを基準に設計する
- 行動を促したい要素(応募ボタンなど)を明確に目立たせる
- デザインだけでなく成果指標を設定する
これらを意識することで、見た目だけにとどまらない「成果につながるデザイン」の設計が可能になります。
自社採用サイトの制作・リニューアルをお考えのご担当者様も、制作会社に依頼の際はこのポイントを意識したうえで相談を進めてみてください。
質の高いユーザー体験はそのまま企業に対する信頼にもつながります。見た目だけではない、応募につながる採用サイトづくりに役立てていただければ嬉しいです。
採用サイトのUI/UX改善をご検討中の方へ
採用サイトの成果が伸び悩んでいる場合、UI/UXの設計を見直すことで大きく改善できるケースは少なくありません。
当社(セキ株式会社)では、採用サイトに限らず幅広いWEBサイトの情報設計・導線設計・デザインまで一貫して対応し、企業様ごとの課題に合わせた制作・改善を行っています。
現在のサイトに課題を感じている方や、これからリニューアルを検討されている方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
採用サイトで成果を出すためには、見た目の美しさだけでなく、求職者の行動や心理を踏まえたUI/UXデザイン設計が欠かせません。
情報に迷わずたどり着ける構造、応募までのわかりやすい導線、スマートフォンを前提とした操作性など、一つひとつの設計が応募率に直結します。
今回ご紹介した事例のように、課題を整理し、目的に沿ったUI/UX改善を行うことで、採用サイトは「見られるだけのサイト」から「応募につながるサイト」へと変わります。
採用成果に伸び悩みを感じている場合は、UI/UXの視点から一度見直してみることをおすすめします。
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