20.05.21
株式会社フジ大手総合小売業のCSRレポートリニューアル
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株式会社フジ|大手総合小売業のCSRレポートリニューアル
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PROJECT
STORY
「変化の時」に行ったリニューアルプロジェクト
CSRレポートのリニューアルについてお話をいただいた2018年、創業51年目を歩み始めたフジは大きな「変化の時」を迎えていました。CEO・COO制の導入、新中期経営計画のスタート、さらには、企業スローガン・ロゴマークの刷新。
従来、レポートは財務情報や社会的な取り組みを報告することを求められていましたが、今、ステークホルダーが求めているのは、なぜ変化し、今後どうなるのかといった未来のこと。リニューアルでは、媒体の機能を、過去の報告から未来への宣言に転換することが必要でした。
ステークホルダーの理解と共感を得るために
新しいレポートは、これから始まる新しいフジを体現し、期待感を膨らませる、ブランドブックのような役割も持たせました。
まず、表紙のビジュアルは、“この街に、あってよかった”という新しい行動指針を伝えるために、フジのある街の風景をドローン撮影したものを採用。巻頭も同じテーマで撮影し、街と調和したフジの様子をドラマチックに切り取っています。
また、従来よりページ数を増やし、様々な変化の理由に迫ったドキュメンタリー風の記事を巻頭に企画。CEO・COOへの取材を重ねて綴った文章は、これまでの歩みや、お客さまや取引先さまへの感謝の気持ち、企業としての責任など、クライアントの持つカルチャーやマインドをふんだんに詰め込んだコンテンツに仕上がりました。
クライアントのブランドイメージをもっと強く
ステークホルダーへの説明責任を果たすというフジレポートの役割が変わることはありません。リニューアルの翌年版では、その年の新しい取り組みについて理解を深めていただくために、社外取締役をお招きしての対談記事を企画。客観的な鋭い意見を交えながら展開された対談は、読者の知りたかった内容に迫り、ブランドの目指す方向をより明確に示すことができました。
媒体の価値を上げる
刷新したレポートは、クライアントの思いや受け手のニーズに寄り添い、企業のビジョンが丁寧に言語化・ビジュアルされたものとなりました。
パンフレットによってターゲットや求める効果は様々ですが、目指すべきゴールをクライアントと十分に共有することこそが、より媒体の価値を高めるために重要なプロセスだと感じています。
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