21.06.14

株式会社ビッグウッド広告×PRで“家具のオフプライス”を浸透させる

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株式会社ビッグウッド
ビッグウッドは愛媛県松山市に本社があり、全国50店舗を展開する日本最大級の家具のオフプライスストアです。目利きのプロであるバイヤーが、さまざまなブランドの「訳アリ品」を安く仕入れることで定価よりも安価で販売。その品揃えは国内に留まらず、海外のものまで幅広く展開されています。
これまで「アウトレット家具の販売店」として認知されてきたビッグウッドですが、「『アウトレット』のイメージのままでは、安さだけでなく家具の品質や品揃えの豊富さまで伝えきれていないのではないか」──そう考えたビッグウッドは「アウトレット」から「オフプライス」への業態変更を決断。ご相談を受けた私たちは、“新生ビッグウッド”のトータルプロモーションに携わることになりました。

PROJECT
STORY

「ブレない」プロモーションを行うために

まず最初に行ったのは、“新生ビッグウッド”の魅力の整理と、それを表現するショルダーコピー(※)の開発です。ヒントとなったのは、顧客のニーズを最も理解している社員の皆様の声でした。アイデアを募る社内アンケートにおいて、安さだけではなく「良質な家具が見つかる」「一点物や掘り出し物と出会える」などのキーワードを見出すことができたことから、ビッグウッドが提供する嬉しさや楽しさを伝えられる「あ!見つけた」というショルダーコピーを設定。このコピーを軸に「オフプライスプロモーション」は組み立てられていくこととなりました。
※ショルダーコピー:企業ロゴなどに添えられる短いコピー。企業姿勢や理念、メッセージなどを端的に表したもので、従業員の意識を統一するスローガンのような役割を果たすことも。

 

ターゲットに響く新しい世界観をつくる

今回のプロモーションでメインターゲットに設定したのは、「ビッグウッドを知っていても、来店には至っていないユーザー」です。「安さ」だけではアプローチできていなかった顧客に対して、オフプライスストアならではの魅力や楽しさなど、顧客ベネフィットを訴求することで“新生ビッグウッド”の印象付けと来店促進を行うことにしました。広告ビジュアルのテーマは“宝探しをする探検隊”。驚き、ワクワク、楽しさといったイメージを直感的に印象付けるビジュアルで、映像や特設ページを展開していきました。

 

WEBでの広告展開

ビッグウッドは全国に50店舗を展開しています。商圏全域へ「オフプライス」の魅力を伝えるために、バナー広告や動画広告の配信を重点的に計画。中でも店舗の多い九州地方に注力し、プロモーション効果の最大化を図りました。

 

認知拡大を後押ししたPR戦略

全国へのアプローチを後押しした要因として、プレスリリースの配信があります。引っ越し需要の高まる3月の商機を逃さず、アパレル業界での「オフプライス」の流行に乗るため、広報施策としてプレスリリースを配信。時事性や話題性を捉えたアプローチによってメディアが取り上げたくなるきっかけをつくり、新聞や全国放送のテレビ番組など複数のメディア露出を獲得。ユーザーへのさらなる認知拡大と、「家具のオフプライスストア=ビッグウッド」というブランディングにつながりました。

一連のプロモーションを実施した後、サイト訪問者へのアンケートによって「宝探し」というコンセプトや訴求したいメッセージがユーザーに効果的に伝わっていることも明らかになりました。その効果検証によって得たヒントをもとに、ビッグウッドでは今回のコンセプトを継承したさらなるプロモーションが検討されています。

 

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